2015.5.13|ダイハツ ESSE (コットンアイボリー) 2005年式 福岡県 キノコハウス様
2005年のダイハツ”ESSE”です。新車ではないので、古い中古車に施工される方々の参考になればと思います。
こちらは長年の青空駐車(糞害が酷かった)と、洗車機を使用していた経緯もあり、状態は最悪でした。
クリア層もあまりなく、そのため水垢がかなり深くまで入り込んでおり、一部、地も露出しており、さらに普通の洗車では汚れが目立つという、頭を抱える有様でした。
全塗装を勧めましたが、ピカピカレインでできるところまでやるという挑戦でもありました。
1)しっかり洗車し、鉄粉除去のあと拭き上げ。マスキングの後、水垢やくすんだ部分にコンパウンドをかけました。
2)鏡面コンパウンドで全体を慣らし、再度、洗車。綺麗に拭き上げました。※1
3)ピカピカレインを少量ずつ、縦横に伸ばしていき※2、拭き上げる。
※1 水気の拭き上げは、とても大事です。施工中に水が滴ってくるとよくありません。
ブロアーなどがあると便利です。(今回はガレージ施工でしたので、急発進&急制動で水気を落としました)
※2 付属のスポンジに液を2・3滴とり、施工したい面に、まず点で”チョンチョンチョン”
次にそれを縦、横に伸ばしていく感じで塗布しました。(ワックスの要領)
追記:鏡面施工された新車への施工だと、上手くやれば、瓶の1/4で済みますが、こういった中古車への施工は、
瓶の2/3は使ってしまいます。しかし、二週間後の完全硬化後、二度塗りをしてしまえば、使い切れると思います。
一度、施工すれば液も少量で済みますし、よりボディーがガードされ、さらに深い艶も出ます。
そのさらに2週間後には、お好みのノーコンパウンドワックスなどで、さらに究極の輝きを実現できると思います。
また、新車であれ中古車であれ、まず下地を整えること。これがピカピカレインの輝きや耐久性を高める秘訣です。
そして、二度塗りを推奨します。
おまけ:ボディーへの塗布が終わった後、スポンジにはまだ液が残っています。ワイパーの取り付け部分のウレタンなどが、
劣化して白く色あせていたので、そちらへ塗ったところ、見違えるように新品になりました。
今回はホイールへも塗布しています。