ガラスコーティング剤の水を弾く力/弾き方の違い
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ガラスコーティング剤を施工するメリットのひとつに水弾き(疎水)性能があります。 通常、納品直後の車はディーラーさんがサービスorオプションでワックスやポリマー等のコーティングをかけている場合を除き水弾きはほぼありません。実際に水をかけていただくと分かりますが、べったりと車体に水の膜が引っ付いてなかなかひきません。
この状態で拭き上げを行うと何度も同じ箇所を往復しなければ完全に水が拭ききれず、大変時間がかかります。また、拭き上げ残しがあるとその部分が水垢になったりすることも。水弾きがあると、車体に残る水分がかなり減るのでその分拭き上げも楽になり水垢の予防にもなります。
ピカピカレインガラスコーティング剤は「親水性」「撥水性」「滑水性」と、水弾きが3種類存在します。そして違いがわからないとよくお問い合わせをいただきます。水弾きは主観となりますので、何をもって「◎◎性」というかはその方次第なところもありますが、次の動画で一先ず4種類の違いをご覧いただけますと幸いです。
いかがでしたでしょうか。こうして並べてみると分かりやすいのではないでしょうか。次項からは各々の水弾きについて詳しく解説していきます。
親水性
帯状の水弾きが特徴的です
- 動画で親水性の水弾きを見る!(約9秒)
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親水性コーティングとは
帯状に水がはける親水性は、水滴が粒で残りにくいのでイオンデポジットがつきにくく、屋外駐車の人におすすめです。手入れもしやすく初心者向けと言えるでしょう。
何もコーティングをしていないすっぴん状態の車も水弾きが親水ですがこちらと違って水は滞留しません。
ピカピカレインシリーズの中では、「スーパーピカピカレイン」「ピカピカレイン2」「NEWピカピカレイン」の3点が親水性にあたります。
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親水性コーティングのデメリット
派手さはないため、一見するとコーティングしていない様に見えてしまう恐れも。
親水性のピカピカレイン商品一覧
撥水性
粒状の水弾きが特徴的です
- 動画で撥水性の水弾きを見る!(約30秒)
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撥水性コーティングとは
角度のある玉状になり視覚的にも水弾きの効果が分かりやすい撥水性は、爆発的に流行り現在も主流となっています。市販のカーワックスやポリマー等も大抵が撥水性です。
ピカピカレインシリーズの中では、業務用の「ウルトラピカピカレイン」が撥水性にあたります。
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撥水性コーティングのデメリット
性質上、最初程の綺麗な撥水は長続きしにくい。 また、何も施工していない状態よりは水がはけるとはいえ水滴が残るので、都度の拭き上げをする、洗車 をこまめに行うなど、手入れをきちんとする方向け。屋内駐車だとなお良いです。
滑水性
大粒で滑らかな水弾きが特徴的です
- 動画で滑水性の水弾きを見る!(約41秒)
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滑水性コーティングとは
親水性と撥水性の長所を併せ持った滑水性はその名の通り水が滑るようにはける水弾きです。 撥水性のように粒は出来るがサイズが大きく、それが親水性のようにサッとなめらかに流れていく、まさに ハイブリッドと言ってよいでしょう。
現在はよく耳にする「滑水」という言葉ですが、実は造語です。カーコーティング業界では弊社が先駆けではないでしょうか。
車体に水が残りにくいのでイオンデポジットがつきにくく、コーティング玄人の方にも素人の方にもおすすめです。ピカピカレインでも一番人気の水弾きです。
ピカピカレインシリーズの中では、「ピカピカレインプレミアム」「アルティメットピカピカレイン」が滑水性にあたります。また窓用コーティングの「ウインドウピカピカレイン」の水弾きも滑水性です。