2016.11.24スタッドレスタイヤのお仕事
急激な温度変化に体調など崩されておりませんか?
どうも、30才を越えてから絶賛冷え性中のピカピカレインスタッフカタヤマンです。
さて、今年も早いもので残り2ヶ月をきりました。
そんな中この時期になると、毎年行こう行こうと企画するが、
行ってくれる人が居ないのか、時間がないのか、行けずじまいのスノーボードについてお話を・・・、
ではなく、ウインタースポーツには欠かせないスタッドレスタイヤについて小話を。
タイトルで紹介いたしましたスタッドレスタイヤのお仕事ですが、単純に、雪や氷で滑りにくいはスタッドレスタイヤの特徴ですが、そもそも、何が違うのだとか、取りかえるのが面倒だから年がら年中、履いててもいいの??などなど、まずは、疑問点について紐解いていきましょう。
そもそもスタッドレスタイヤって?
基本的なご説明をします。
スタッド=鋲(びょう)、レス=ないと直訳します。
以前使用が多かったのは、スポーツなどで使われていますスバイクの様なタイプが一般的でしたが、今は、鋲のないスタッドタイヤが主流となりました。
なぜ、主流になったのか?
支流になった理由としまして、道路を傷付けながら走る為、氷や路面を削りながら走る為、飛び石や氷の結晶が塵挨となり事故の原因となりえるなどが考えられます。
抵抗が何ければ滑るのではないかとお思いでしょうが、簡単に説明いたしますと、柔らかいタイヤの性質を利用し、車体の重圧で氷に張り付き抵抗を作り吸いつくように走行すると言うわけです。
電気自動車や自動運転の様にタイヤ業界の技術も向上し続け安全に冬道を走行できるようになっています。
購入狙い目
車種によってかなり変動はあるのですが、私の経験ではシーズン前の11月12月はお店の方も強気に攻めてきますが、シーズンに入り在庫を残したくない2月が狙い目かと思われます。
ついつい新作に目移りしてしまいがちですが、やはり、一年でダメになるような事や目まぐるしく機能性が向上する事は、ほぼ、考えにくいので、型落ちのモデルを選ぶのも賢い選択なのかもしれませんね。
自分で取り換え可能?
結論から言いますと、簡単です。
ただ、時期的に手がかじかみますし、汚れる&重い。
正直、私は、お金を払って交換してもらっています。
シーズン前のカー用品店での交換は、予約が必要だったり、2時間待ちなんかもざらにあるのですが、穴場はガソリンスタンドですね。
案外すぐに対応してくれるんですよ、しかも、平均3,000円前後で頼めます。
ちなみに、倉庫持ちのガソリンススタンド(これは、オートバックスなどでも)は、年間契約でタイヤの預かりとかもしてくれるのです、出し入れのめんどくささや、体力を考えると、一度、試してみる価値はありではないでしょうか。
年がら年中スタットレスタイヤはダメなの?
ダメではありませんが、ただ、機能性を考えると交換をする方が断然良いと思います。
良くない理由を少し紹介していきたいと思います。
まずは、燃費が悪くなります。
柔らかいスタッドレスタイヤは基本的には止まりやすいので燃費が通常の10%ぐらい落ちます。
次に、実は雨の路面に弱い。
スタッドレスタイヤは溝が深く細かい切込みが多い為、水の溜まった路面などを走行中に、タイヤと路面の間に水が入り込み、車が水の上を滑るようになりハンドルやブレーキが利かなくなる、ハイドロプレーニング現象を起こしやすくなります。
最後に、減りやすい。
そもそも、ツルツルになるまで履くようなタイヤでは、無いのはなんとなくおわかりでしょうが、先ほどもお伝えしました様に、通常のタイヤより柔らかい品質の為、夏の熱い路面では特に減りやすいと思われます。
一年中履き続ける車も
長距離のトラックなんかが履き続けている事があります。
一番の理由は、保管方法かと思われます。
何台も所有されている運送会社さんに、夏冬の二種類を保管はかなり大変な問題です。
暑いところでの保管は劣化が激しい為、タイヤをすぐに履きつぶす長距離トラックの方々は、一年中スタッドレスタイヤと、言う方もいらっしゃる様です。
最近では、オールシーズンタイヤなんかも出てきたようで、それを使用する方も増えてきたようです。
遠出体験
本日は、スタッドレスタイヤについてでしたが、付けやすさや、値段設定などまずはご自身で感じてみる、大変さや、安全性を確認した上の遠出ドライブは、より素敵なドライバーへと変えてくれるのではないでしょうか。
それでは、皆様次回の小話をお楽しみに!