2016.10.26ガラスコーティングした車の完璧な手洗い洗車方法
毎度お世話になっております。
夜外に出ると驚きの寒さで短パンで外に出たことを後悔しまっくっているピカピカレインのヒデキチです。
ガラスコーティングを施した車のピカピカ具合はうっとりするほどの美しさですが、
正しい方法で洗車をしないとせっかくキレイにガラスコーティングを施した車も台無しなる可能性があります。
今回取り上げる方法は、本気で車のメンテンスを行うためのプロレベルの技ですので、普段のケアとしての手法としてはやり過ぎかもしれません。
しかし、車を愛するものとして、100%のレベルを知っておくことはとても重要なことだと思います。
では、ひとつひとつ解説していきますので、愛車を美しく保つ技術を持って帰ってください。
完璧な手洗い洗車をするために知らないといけないこと
炎天下での洗車に注意
実は日中の気温が高い状態は洗車に向きません。
ボディに付いた水がすごい速度で乾いてしまうため、雨シミが残りやすくなってしまいます。
夏場は特に気をつけないと、洗車したのになんかムラになってしまい輝きを損なっている状態になってしまいます。
撥水洗車やワックスは逆効果
ガラスコーティングがキレイに施された状態のボディは、撥水効果が保たれています。
撥水はボディに水を弾く膜を作ることですが、その膜のせいでガラスコーティング特有の輝きが失われてしまう可能性があります。
ガラスコーティングをしている車はシャンプーだけで十分キレイに汚れが落とせます、また適切なメンテナンス剤を使っていれば美しい状態を保つことは可能です。過剰な撥水やワックスをかけることが重要ではありません。
虫の死骸や鳥の糞は塗装面の劣化を早める
虫の死骸は色んな種類のアミノ酸、タンパク質やリン酸などで構成されています。
アミノ酸はアルカリ性、中性、酸性と多種がありますが、通常はそれほど車のボディに影響するものではありません。
ただし、リン酸に関しては太陽などの熱よって加熱が行われると、凝縮され強い酸となります。
それが実際に塗装の腐食を誘発するものへと変わるわけです。
また、鳥の糞は尿酸が含まれているため、やはり酸によってボディの劣化につながります。
虫の死骸も鳥の糞もできれば残さない状態にするのが、車にとって一番よい状態になるということです。
というわけで、上記のことに気をつけつつ洗車を行っていけば、問題なく完璧な状態が保てているということになりますね。
シャンプーはどれを選ぶ?
シャンプーは中性、弱酸性、弱アルカリ性など色んな種類がありますが、実はどのタイプでも問題はありません。
ただ、シャンプーによって得意不得意な汚れがあるというだけです。
デポジットなどに対応する場合は、弱酸性のもの、泥や排気ガスなどの油分に対応する場合は弱アルカリ性のものを選択しましょう。
どちらも対応する場合はその中間である、中性洗剤を選んでおけばまず間違いがありません。
正しい洗車方法を覚える
ボディの前にタイヤとホイールを洗っていきましょう
コレ実はとても重要です。
ボディに先に水分をかけるとタイヤやホイールを洗ってる内に乾いてしまうため、雨シミの原因につながります。雨シミができるとまたそこだけ洗う必要が出てくるので、順番としてはまずタイヤとホイールを洗うことが大事です。
やっぱり高圧洗浄機がおすすめ
そうなんです。どうしても高圧洗浄機の凄さには叶いません。
おすすめはケルヒャーの洗浄です。
一番安いものだと1万円ほどで購入できます。
買わずとも、洗車場などにいくとだいたいの場所で高圧洗浄機は置いているので、洗車の際は使用できる環境を準備するようにしてください。
ホースにスポンジヘッドをつけて洗車を行うひとは昔よくいましたが、これはホコリや汚れがあった状態で行うと塗装面に傷をつけてしまうことになりますので、絶対にやめましょう。
まずは高圧洗浄機で砂やホコリなどを完璧に除去しましょう。
ここからシャンプーで洗車を行う
ようやくシャンプーの出番です。
おすすめは上記にあげたとおり、中性のシャンプーです。
強烈な油汚れでもない限り、中性のシャンプーで十分汚れは落ちます。
また、シャンプーをスポンジでゴシゴシする行為は絶対にやめましょう。
スポンジ傷がつく可能性があります。マイクロファイバークロスで優しく洗います。
ガラスコーティングされた車であれば、それで傷がつくことはほとんどありませ>>んが、力の強弱はほとんど無意味です
シャンプーの成分がしっかり汚れは落としてくれますので、愛車に優しく洗車してください。
洗い上げは慎重に
洗い上げは高圧洗浄機での水洗いの次に重要です。
ここでシャンプーと汚れがまざったものが残ってしまうと、ムラの原因につながります。
時間がかかってもいいので、しっかりと洗い流してください。
水分の拭き上げ
水分の拭き上げには100%マイクロファイバーのクロスで行ってください。
セーム革を使う方も多いですが、吸水性も悪く非効率ですのであまりおすすめはしません。
セームとマイクロファイバークロスの良さを両方備えたマイクロファイバーセームもあります。
ガラスコーティングしている車は素の状態が一番美しいですので、拭き上げの工程で特別何もする必要はあいりません。
拭き上げのコツは、多くの面積を一度に拭き上げることです。
そうすることで、ムラなくキレイに仕上げることが可能になります。
細かい箇所の拭き上げも完璧に
せっかくパーフェクトなピカピカ状態を保つのであれば、ドアバイザー(サイドバイザー)やドアの内側など、水滴が残っているところもしっかり拭き上げてください。
タイヤやホイールもお忘れなく。
この細かい仕事で仕上がりの優劣が変わります。
ピカピカな車でレッツドライブ
ピカピカな車でドライブすると本当に気持ちいいですよね。
わたくしも車には相当こだわっていますが、なによりも美しい状態を保つということが、楽しく気持ちよく車を乗りこなすものとして大切なことだと思っています。
レッツドライブとか死後みたいな言葉を使用してしまいましたが、いつでもウキウキした気持ちで車を乗り続けていきたいですね。