2019.1.11ボディカラーによってガラスコーティングに違いは出るの?
ボディカラーとガラスコーティングに相性がある?
愛車を購入する際、形、性能だけでなく、
ボディカラーにもこだわったという方は少なくないと思います。
定番のブラック・ホワイト・シルバー?
それとも、鮮やかで人の目を惹くメタリックレッドやブルー?
はたまた遊び心があるソリッドカラーやツートーン?
長く乗っていきたいから汚れやキズが目立たないようにと
実用性の高さを考えたり、好きなカラーの車を運転している自分を想像して、
気分が上がるかどうかを考えたり、車を選ぶ楽しみの一つだと思います。
そうやってこだわって選んだ愛車だからこそ、
納車後にガラスコーティングをしたいというお客様も多いんではないでしょうか。
ピカピカレインでも、施工を検討しているお客様から
「ブラックの車に、ガラスコーティングは合いますか?」
「白色の車でも、ガラスコーティングする意味はありますか?」
「ソリッドカラーなんですが、どのコーティングがいいですか?」
などなど、車のカラーとガラスコーティングの相性について
質問をいただくことが多いです。
一番ガラスコーティングの艶と性能を実感できると人気なカラーは、
黒やダークレッドなどの濃色車。
ガラスコーティングをすることで、艶だけでなく、
色に深みがプラスされ、より艶やかで美しいボディになります。
だからといって、濃色車じゃないとガラスコーティングの意味がないのか?
と言われるとそういう訳ではありません。
この記事では、車のボディカラーに合わせたガラスコーティングのメリットを
ご紹介していきたいと思います。
濃色車にするコーティングするメリット
ガラスコーティングの施工には、黒や濃色車が人気のカラーという事はわかりましたが、
実は、濃色車には必ずと言っていいほど悩まされる事があります。
●傷や汚れが目立つ
●他のカラーの車と比べこまめな手入れが必要
濃色車は、車の輝きがわかりやすいぶん、
汚れや小傷なども他のカラーの車と比べて目立ってしまいます。
洗車機などを使用した場合は、細かい洗車傷が付いてしまい
光の反射により白く見えるため、実際の傷よりも傷が多く(深く)
見えてしまい目立ってしまいます。
ですので、基本的に洗車は手洗いがおすすめ。
洗車以外にも、日頃車を使用していたらどうしても傷や汚れ・埃等は付いてしまうもの。
飛石で小傷が付いてしまったり、雨天時にウォータースポットやイオンデポジットが付いてしまう・・・なんて事も。黒いボディに水アカや埃が付いてしまうと、白っぽくなるのでこちらも目立ってしまいます。
また、黄砂や花粉の時期には地域にもよりますが半日であっという間にボディが真っ白に・・・なんて事も。季節柄対策も難しく、なるべく美しい状態で車を保とうと思うと、メンテナンスがかなりの頻度で必要になります。
ここまで読んでいて既にお気づきかとは思いますが、
黒や濃色車は綺麗な状態を維持するのがとっても大変なんです!
車を美しく保つには必ず定期的な洗車が必要になります。
その中でも濃色車は特にこまめに手入れをしておかないと
上記の様なことが原因ですぐに汚れなどが目立ってしまいます。
そこで、少しでもこういった事を軽減・改善するためにおすすめなのが
ガラスコーティングの施工です!
濃色車にガラスコーティングを施工する事によるメリットを紹介していきたいと思います。
ウォータスポット・イオンデポジット等が付着しにくい
ガラスコーティングを施工すると、被膜が水を弾くため何も施工されていない通常の車に比べてボディに残る水分の量が圧倒的に少なくなります。他にも雨天時に泥なども付着した場合もボディに残りにくいので、こういった汚れも付きにくい!
黄砂・花粉からボディーを守る
黄砂や花粉の成分は放置してしまうとボディの塗装に悪影響を及ぼします。
ガラスコーティングをしておけば、ボディを保護するためダメージが軽減されます。
洗車の手間が楽になる
上記にあげた全てがこちらに繋がるのですが、やはり洗車の手間は少しでも省きたいもの。
ガラスコーティングを施工する事で、汚れが付きにくいので普段のお手入れがすごく楽になります!そして水はじきが良いので洗車時の拭上げも簡単に。
艶が増す
黒や濃色車を選ぶ理由はやはり、艶がわかりやすく高級感があるからというものが多いはず。ガラスコーティングを施工すると、しっとりと濡れたような艶が出ます。
色にも深みが出て、更に高級感が増し新車のような輝きがキープできます。
濃色車は管理やケアが大変ですが、そのぶん綺麗な状態の時は
他のカラーでは出せないような高級感や美しさがあります。
ガラスコーティングを施工して、少しでも楽にそして更に美しく愛車を保ちましょう。
白・ソリッドカラーにコーティングするメリット
【白系カラーの車にガラスコーティングを施工するメリット】
白系カラーの車は、汚れが目立ちやすく手入れが大変…
そんなときはガラスコーティングがおすすめです!
ガラスコーティングを施工すると、汚れがつきにくく、落としやすくなります。
白系カラーの車で目立つ、雨染みや黄砂等も、何もしていないボディと比べると
汚れにくく、汚れ落ちも良いので毎回のお手入れがとても楽になります。
特に白系のボディに厳禁なのが、洗車等でも落としにくい虫の死骸。
虫の死骸がボディに付着したまま放置していると、酸でボディを痛めたり、変色をさせます。
白系なので、変色が目立ちますし、何より、虫の死骸のこびり付きが目立ちます。
しかし、ガラスコーティングを施工していると、走行中に付着する虫の死骸も、洗車で簡単に落とすことができます。
【ソリッドカラーの車にガラスコーティングを施工するメリット】
ソリッドカラーの車はパールやラメが入っていない単色になるため、施工ムラが目立ちやすくなりますが丁寧に施工をすれば大丈夫。
実際に、ガラスコーティングを施工している方も沢山いらっしゃいます。
↓ピカピカレインプレミアムを施工されたお客様からのレビュ―
https://www.pika2rain.com/voice/swift-yellow-2016-t-t/
ソリッドカラーの車に施工する場合は、新車や塗装が綺麗な状態のときに施工するのがおすすめです。傷が目立ちやすいソリッドカラーも、ガラスコーティングを施工していれば、傷がつきにくくなります。
ソリッドカラーの軽い擦り傷が目立って気になる…という方は、新車時にガラスコーティングを施工して、傷を防ぐのが効果的でしょう。
もちろん、ガラスコーティング施工前についてしまった傷も軽度なら、ガラスコーティングの施工で見えにくくなりますよ。
【ガラスコーティングはどのカラーでも万能】
ガラスコーティングの効果は、
・汚れが付きにくく、落としやすくなる
・艶が出る
・水弾きがよくなる
・ボディをガラス被膜で守る
・傷がつきにくくなる
等、どのカラーでも万能な効果ばかりです。
このカラーだから、ガラスコーティングとの相性が悪いかも…
ということはありませんのでご安心を!
むしろ、愛車ボディを守るために、そんなカラーでも、ガラスコーティングの施工をおすすめしています!!
どんなカラーにも定期的な洗車は必要
ここまでに濃色車、淡色車、そしてソリッドカラーのお車にガラスコーティングを施工するメリットをお伝えしてきました。
ガラスコーティングを施工することによって、塗装面への汚れや傷を多少軽減することは可能です。
ですが、ガラスコーティングさえすれば無敵!というワケにはいきません。
例えば、ガラスコーティングの施工後に、何のケアも行わずに長期間お車を放置したとします。
すると、施工をしたそのガラスコーティング被膜の上に汚れ(青空駐車の場合は水垢も)が累積していきます。このような状況になってしまいますと、当然ですがお車の汚れが目立ってきますし、
ガラスコーティング自体の防汚力も低下してしまいます。
では、一体どうすれば良いのでしょうか。
それは、定期的な洗車です。
もちろん、お車のカラーに関わらず全てに共通して言えることです。
「えっ?!定期的な洗車が必要なら、ガラスコーティングの意味ってあるの???」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん洗車は必要ですが、ガラスコーティングをする意味は確実にあります!
ガラスコーティングを施工することで、洗車の手間が圧倒的に省けるのです!
軽度なものであれば、水洗いだけでも汚れが落ちやすくなります。鳥糞も同様です。
これまではシャンプーを使って、ごしごしと力を入れて洗っていたことを思うと、
無駄な手間や労力をかけなくて済むというのは、とても嬉しいですよね。
◆洗車時のポイント
ここまでで、定期的な洗車の重要さについて、ご理解いただけたことかと思います。
では次に、洗車時のポイントをお伝えします。
それは、ずばり「拭き上げ」です。
洗車の仕上げとして、最後に拭き上げを必ず行ってください。
この拭き上げの工程を忘れてしまいますと、
車体に残った水滴が頑固な水垢やウォータースポットの原因となります。
これらは洗車では落ちないものがほとんどで、落とすにはコンパウンドで研磨が必要になってきます。(広範囲の場合はポリッシャーの使用をお勧めします。)
研磨の作業は大変なので、忘れずに拭き上げをしたいところですね。
なお、拭き上げの際は、マイクロファイバークロスがお勧めです。
(※ガラスコーティングで使用したマイクロファイバークロスは再利用できないので注意!)
「洗車後に乾いたマイクロファイバークロスで優しく拭き上げる!」
このポイントを是非とも心に留めておいてくださいね!
日々のケアを心がけて、ガラスコーティングの輝きや水弾きを長持ちさせていきましょう!
ガラスコーティングで愛車をもっと大事にできる
次は愛車を大切に乗っていく!という観念からガラスコーティングを語ります。
まずは見栄え。
これは一度でもガラスコーティングを施工したことのあるオーナーさんなら共感していただけるはずです。
ガラスコーティング施工のビフォーアフターのボディ(塗装)は発色が天地の違いです。
単体で見るとしっとりと控えめな艶ではあるのですが、
駐車場でコーティング未施工の車とならぶと思わずにやっとしてしまいますよ。
それにガラスコーティングはワックスのようなギラギラした艶こそありませんが、
被膜の透明度が非常に高いので元の色がそのまま映えます。
ですので、車の色をそのまま大切にしたいという方にもお勧めできます!
(ただどうしても艶は出てしまいますので、マット感のある塗装だとそのままがやはり一番格好良く、お勧めはしません…)
鮮やかor深みのある色彩で魅せるソリッドカラーや濃色車にとっては色褪せは大敵ですよね。
でも経年の劣化にはどんな塗装も勝てません…。
特に直射日光に車がさらされ続ける青空駐車ですと凄い速さで劣化してぼんやり褪せたカラーになりがちです。
ガラスコーティングにはそんな劣化を多少緩やかにする効果もあります。
劣化の原因は日光に含まれる紫外線が主ですが、
紫外線の波長は非常に短いので、ガラスコーティングの様な薄い被膜でも反射され塗装面に透過する確率は低くなります。
それが塗装の防護に繋がります。是非検討してみてくださいね。
最後は蛇足ですが…。
皆さんがかなり気になっているであろう部分、
「ガラスコーティングの有無によって売却の際の査定はあがるのか」
というところについてお話します。
いくら愛着を持っているマイカーでも、多くはいずれ手放します。
その際に、少しでも高く買い取って欲しいですよね。
査定時に考慮される点のひとつとして「汚れ」があります。
汚れが余りにも酷いと価格が下がる事は実際あります。
そこで、先にガラスコーティングを施工しておくと「汚れない!」とまでは言い切れないものの、
汚れを落ちやすくする効果が期待できます。
また、ガラスコーティング特有の光沢や艶などが落ちていない場合は
実際の年式より若く見えることも。
勿論それだけで価格が劇的に上昇するものではありません。
業者によりますが、ガラスコーティング施工済車に対して
数万円の価格アップ程度がほとんどです。
ですが、少しでも値段を上げたい…減額を防ぎたい…というのであればDIYのガラスコーティングは検討しても良いと思われます。
(ディーラーにコーティングをお願いすると10万円越え等コスパ的に逆に損になってしまう場合がありますので…)
なお、このピカピカレインプレミアムで大変身したボロボロジムニーにも
購入時と同様!まではいかなくともそこそこな値段がつきました…!(秘密ですが!)
是非ビフォーアフターを見てみてください。
結論:どんなボディカラーでもガラスコーティングは無駄じゃない!
いかがでしたか?
一口にガラスコーティングするといっても、
ボディカラーによってそれぞれメリットや印象が少しずつ違ったかと思います。
濃色車の方は、艶や傷の軽減に。淡色・ソリッドカラー車の方は、洗車の時短や色褪せ軽減に。
どんなカラーの車でもガラスコーティングを施工するということは、決して無駄ではないということを知って頂けたんではないでしょうか。
ディーラーさんや業者でやっているような高額コーティングは手を出せない…という方も、
DIYのガラスコーティングを施工してしまえば初期コストも抑えられます。
そしてピカピカレインガラスコーティングなら、
濃色車~淡色・ソリッドカラー全てのカラーに対応しているので、
安心して施工頂けます!(※クリア層のあるお車に限ります。)
これからガラスコーティングの施工を考えているという方は、
是非この記事を参考にしていただけたら嬉しいです。